「戦争の時代」準グランプリ受賞

「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」(61分)が東京ドキュメンタリー映画祭2019で、準グランプリを受賞させていただきました。

この作品作りを応援してくださった皆さん、製作に参加してくださった皆さん、自主上映会を企画、運営してくださった皆さん、DVDを買ってくださった皆さん、そしてこの映画に登場していただいた沖縄、奄美の皆さん、本当にありがとうございました。

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明日から沖縄・今年最後の長期ロケ

明日から沖縄。次作の最後のシーン撮りとテーマ音楽の録音だ。とても重要な部分。緊張と、不安と入り乱れている。僕は、小さいころから不安症だ。この年になっても、全く治らない。性格なのか、人間ができていないからか。

正直言えば、毎回感じることとして、「これで最後にしよう」という意識が心のどこかにある。体力的な限界、金銭的な限界、そして無根拠な不安。不思議と、飛行機に載っちゃうと、そのどれもが吹き飛んじゃうのだ。それも怖いと思う。

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どんな映画を目指すのか・「もうひとつ前がある」という映画

「精いっぱい」という言葉が好きだ。国鉄闘争で解雇された国労組合員からよく聞かれた言葉だ。それは、生きる方向につながるように、僕には聞こえる。僕は、「精いっぱい」映画を15年間作ってきた。しかし、そろそろ、このスローガンにもほころびが見えてきた。その中身は?なのである。

自分だけが「精いっぱい」でよければいいだけでは、今の僕は満足できなくなってきた。精いっぱい何を描きたいのか。それは、「もうひとつ前」だ。もうちょっとがんばれば、ここに行けるというものを表現したくてしかたがない。

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重要なダメ出し

昨日の「東京ドキュメンタリー映画祭2019」、拙作「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」の上映に、荒川の在日コリアンの子供会「コブクソン子供会」のオ・ユンビョンさんがおつれあいと来てくださった。なんと8年ぶりの再会である。うれしかった。

そのオさんが、再開の握手を交わすなり、いきなり「沖縄県民は、神社の鳥居をなぜ撤去しないのかね。韓国では、戦後全部撤去されたよ」と、文字通り食ってかかってこられた。

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奇妙な感覚と喜び・東京ドキュメンタリー映画祭

東京ドキュメンタリー映画祭2019が開幕。拙作「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」が、初日の11月30日に上映された。同時上映が 「Reunite with My Past Self in Okinawa 〜沖縄で過去の自分と出会って〜 」(比嘉賢多監督作品 18分) 。

右から湯本、元山仁士郎さん、比嘉賢多監督
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3分ビデオ

今年も3分ビデオの季節がやってきた。12月のレイバーフェスタに向けてである。ここ1~2年のパターンで、新作映画の中からピックアップするというやりかたでやっている。今回は、新作映画「沖縄から叫ぶ2 伝え続ける」の中からピックアップした。

作っていて気がついたのだが、3分の中に収めるわけで、カット、カットで整理していく。すると、短くしても伝わるのではと感じる。いかに、本作に「無駄」があるかである。

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芝居を観る

今日は、久々に芝居を観た。南果歩主演の「あの出来事」。2011年に実際にノルウェイで起きた銃乱射事件を題材にした、2人芝居だ。新鮮だった。そして難解だった。不思議な感覚で、芝居小屋を後にした。

映画とは違う。場面転換がない。芝居独特の演出技法がある。舞台上のものを、フルに使う。しかし一方で、もっと単純、素朴に演出できないのかとも感じた。

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なかなか思うようにいかない

手術後の調子が下向きになってきた。こういうことって、いろんなことに影響を与える。不安感が、心のどこかに住み始める。数日前までは、編集に、取材に、仕事に打ち込めていたのが、一気に二の次になる。仕方がないことなのだろうけど。

仕事で映画を作っているのではないから、できるだけ、自分に正直になろうと思う。むしろ、正直になれる機会でもあるぐらいの気持ちになりたい。こうしてくると、よく、5時間の手術に耐えられたなと思う。そして、僕なんかまだまだ「苦労」のうちに入らないんだとも。

今日かかりつけの医者に行って、少し話した。来週、大学病院の予約がとれた。やけになっている自分もいる。もう一回手術してもいいじゃないかと、考えている自分が。これは、やけだ。

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