イージスアショア      政府のずさんな計画が露呈  

6月8日、防衛省は地上配備迎撃システム「イージス・アショア」の秋田県陸上自衛隊新屋駐屯地に配備計画に関して、秋田市勝平地区コミュニティセンターで住民説明会を開催した。
防衛省は、この計画に関して事前に調査を行い、説明会に先立って「新屋地区は適地」とい調査報告を行っていた。しかし、先日その調査報告書に間違いがあることが発覚、岩谷防衛大臣が謝罪をするという問題が起きた。間違いとは、設置するレーダーの周辺に高い山がないという点について、角度設定を誤るという「初歩的な誤り」(専門家発言)ものであった。住民説明会では、この点に抗議が集中した。

防衛省による住民説明会(秋田市)

私は、防衛省の調査報告の誤りが発覚する直前の5月下旬に現地を訪れた。基地に隣接する住宅街で若いお母さんに話を聞くと、ミサイル配備計画について「本当にびっくりしている、困る」と即答した。配備予定地の陸上自衛隊新屋駐屯地は、1km圏内に保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校がある。

現地で配備計画が発表されて(2017年)以降、反対運動を続けている二つの団体「STOPイージス!秋田フォーラム」代表櫻田憂子さん、「ミサイル基地イージス・アショアを考える秋田県民の会」事務局長風間幸蔵さんに話を聞いた。

市民団体代表に聴く

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