石垣ユニオン 石垣島で地道な活動を続ける

石垣ユニオンは、昨年11月1日に発足した日本で最南端のユニオンだ。2か月に1回のペースで「ゆんたくの会*」という定例会を開き、職場の悩みの相談と交流を続けている。「ゆんたくの会」には、多い時で10名前後の方が参加する。

石垣ユニオン事務局 土田敦子さん

同会は結成前の活動ではあるが、昨年3月に介護職場に労働アンケートを実施した。アンケート調査は、知り合いを通じて手渡しで依頼した。50人に依頼し9人から回収できた。回収数は少なかったが、以下のような状況がわかった。

・収入20万円以上が1人しかいなかった。非正規で10万円以下が2人いた。

・残業がない職場が1人、サービス残業が6人もいた。

この活動はその後コロナで中断してしまったが、今まで見えなかった石垣島の労働状況が垣間見えたという。

次回「ゆんたくの会」は、4月10日(土)に開催される。(取材:3月27日)

「ゆんたくの会」のお知らせを伝える、石垣ユニオンのチラシ

*「ゆんたく」とは、「おしゃべり」のこと。沖縄方言。

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