「新しい船をだそう!市民と野党のキックオフ@東京」

10月15日、参議院会館講堂で「新しい船を出そう!市民と野党のキックオフ@東京」が開催され、首都全域から市民と野党の共闘で総選挙を闘う予定候補者が結集した(主催:市民と野党をつなぐ会@東京)。

立憲民主党と共産党との共闘は、この日も東京8区の共産党予定候補の「取り下げ」が発表され競合区は5選挙区となった。しかし立憲とれいわ新選組との競合(2区、5区、10区、22区)、共産党と社民党との競合(24区)はまだ残っている。

この点に関して主催者共同代表の鈴木国夫さんは、「私たちは野党が一本化してほしいと各政党に要請してきた。しかし、それは野党第1党以外はなくていいということでない。課題はまだあるので努力したい」と語った。

この集会には、さまざまな課題がありつつも共闘に向けた各地域の共闘に向けた市民の努力が集約された。話題の東京8区では、この集会の後地域で緊急集会を開いた。そこは、予定候補を降りた共産党の上保まさたけさん、れいわ新選組の辻村ちひろさん、予定候補者一本化となった立憲民主党の吉田はるみさんが集まり、総選挙に向けた共闘の決意を語った。

小選挙区からおりた上保まさたけさん(共産・左)と一本化が決まった吉田はるみさん(立憲・右)

「キックオフ集会@東京」のマスコミの扱いは非常に弱い。それは、マスメディアに選挙が民衆の民主主義意識をねりあげていく過程であるという認識が低く、表面に出る結果のみが重視されているからだ。今回の選挙、立憲民主党が各所にかかげる「ボトムアップ」がどこまでできるのか、私たちもしっかり見極めたい。

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