「危機」が起きたら横田が標的になる 一騎打ちの東京25区、たたかいは正念場

10月28日、総選挙投票日まであと3日、JR青梅線河辺駅前では正午から共産党が「小選挙区は、野党候補の島田幸成、比例区は共産党を!」と街頭宣伝を行った。小選挙区東京25区の青梅市では、昼の時間帯は統一候補の島田幸成さんの宣伝カーを使って共産党が街頭宣伝を行っている。

午後1時からは、候補者の島田幸成さんが街頭宣伝を行った。東京25区では4年前の衆議院選挙では、候補者一本化ができなかった。しかし今回は一本化が実現、しかも自公候補との一騎打ちの構図となった。

野党統一候補 島田幸成さん

東京25区は、米軍横田基地をかかえている。「選挙で変えよう!市民連合おうめ」代表の加藤弘吉さんは、「自公候補者は、『危機』を強調し、軍事強化を訴える。しかし『危機』が起きたら横田基地が必ず標的になる。この選挙では、農家の多いこの地域の課題でもある食糧自給率をいかに高めるかが、経済安保ともいわれる真の危機打開であることを訴えたい」と語った。25区の中でも青梅市は保守が強いと言われる。この選挙は地域を変えていく意味もある。加藤さんは、「拮抗ではだめだ。勝たなきゃ」と話した。

市民連合おうめ 加藤弘吉さん

*東京25区:青梅市、昭島市、羽村市、あきる野市、西多摩郡で構成される。東京都の5分の1の面積がある、都内最大の広大な選挙区

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