10月26日、国立映画祭2025(東京都国立市)のキノキュッヘ会場で「拝啓住民投票さま 石垣島のまんなかで起きたこと」の上映会が2部構成で行われました。1部は、私(湯本)のみの解説で7人、2部は元山仁士郎さん(元辺野古県民投票の会代表)のお話もあり、30人以上の満室で用意していた資料がはけました。元山さんの人気は、さすがだと感じました。

すばらしかったのは、その内容です。次から次へと質問がでました。それは2次会まで続き、私と元山さんの発言は延々と続きました。これは、ひとつにはこの映画祭の歴史だと思います。何年前かは知りませんが、この映画祭のきっかけは、キノキュッヘの佐々木伊津子さんさんのお話ですと国立に映画館がありそれがなくなったことに機を発しているそうです。
そしてもうひとつは、元山さんやキノキュッヘの佐々木健さんの話の持っていきかたです。僕が話をすすめるとどうしても一方的になります。そのブレーキになるような交流会のもっていき方をお二人にしていただきました。
これまで自主上映会は何十回もやっていますが、中身の濃い内容にするのは本当に難しいです。私も製作者ですから運営上の責任は感じますが、やはり主催者の力量が上映会の質を決めます。これは、自信もって断言できます。この点もこれから主催者の皆さんにお願いしていこうと思っています。