何故、この島で?

石垣島にしぼった理由は、「なぜ?」がいくつかあったからだ。好奇心である。そしてとても大事で、素朴なことがそこにあると確信したからだ。今、僕が住んでいるところに、無い物を求めていく感覚ではない。相対的なもので、あっても気づかないことのような気がする。

今、離島と本土で同時進行で軍備拡大がすすんでいる。このデフレ社会で、なぜそんなことが許されるのだろうか?経済と外交こそ手を付けなければいけない時に、日本政府は軍事力最優先で事をすすめているのだ。

それにしても、石垣島一本に巣ボルト言っても、山ほど項目がある。ミサイル基地問題、若者の取り組み、自治基本条例、国境問題、自然破壊、戦争マラリア、移民、教科書問題等々。これにどう取り組むのか。

すべてに渡って取り上げることはできない。という結論から出発したい。それより、なぜ、この僕が石垣島に行くかだ。やはり、憲法だ。その意味では、「自治基本条例」を柱に若者の取り組み:住民投票裁判といったところが柱になるだろう。タイトルは、「人が生きている島で」と思いつく。

僕は、正直、今、生活しているこの街が、好きではない。嫌いでもないけど、いつ出て行ってもいいと思っている。なぜ、そうなってしまったのか。人が息づいているとあまり感じられないからだ。

僕の家の上を、オリンピックを機に、旅客機が飛び交うことになる。大問題である。この決め方がおかしい。住民がないがしろにされている。さらに、商店街が拡幅されてなくなっていく。駅前にビル群ができる等々が、行政だけでなく、一部の人たちだけで勝手に決められていく。虚しさしかない。闘う気力も沸いてこない。諦め感である。だから石垣島に行くのかもしれない。

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