石垣島の自然とミサイル基地は、共存できるのか?

6月下旬、「アンパルの自然を守る会」事務局長の山崎雅毅さんに、石垣島の自然環境のポイントを案内していただいた。石垣島では、この島では初めての自衛隊基地建設工事、ミサイル基地建設が進められている。果たして、石垣島の自然はこの工事と共存できるのか。広大なアンパルの干潟を前に、私は疑問に感じざるを得なかった。

石垣島では、ミサイル基地に加え、100haを越える広さのゴルフ場建設がこの秋から始まるという。この工事は現職石垣市長の選挙公約であり、ゴルフ場は、きれいな水が流れる沢をはさんで作られることになっている。
ミサイル基地建設現場に足を運んだ。前回来たのは今年の2月。その後コロナで交通手段がなくなり、4か月ぶりの取材だ。音がすごい。そして前回に比べ、中が完全に見えなくなっている。また私がカメラを基地方向に向けるだけで、ガードマンが私に注目し、体をこちらに向ける。

この基地は、本当にこの島のためになるのだろうか?そうであるならば、何故このようなものものしい状況が、日に日に増していくのだろうか?

*お詫びと訂正 映像の中で山崎雅毅さんが、「石垣ダムは、上水、飲料水に使用しており」とありますが、「石垣島は、灌漑用に利用しており」の誤りです。訂正してお詫びいたします。

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