8月5日午前11時、東京都品川区では、Jアラートの発信テストが区の防災無線をを通じて実施された。発信された文句は、「これは、Jアラートのテストです」が3回。その後「こちらは品川区役所です」という内容。
今回のテストは、今年計画された3回のうちの1回。それも今回のテストは、当初予定されていた「5月20日」のものが緊急事態宣言で中止になったことによる代替である。しかし、今もコロナの状況は「宣言下」と全く変わっていない。こんな状況でもJアラートテストは、決行された。
実際そのテストを聞いてみた。非常に聞きづらい。何をしゃべっているのか、わからなかった。実際に、区民もこの試験放送を聞き入っていた人は、ほとんどいなかった。
Jアラートの管轄である品川区の防災課に問い合わせてみた。
私:文句が聞き取れなかったが、この放送はどんな意味があるのですか?
防災課:区が発信しているというより、国が作成したものを発信しているということですので、聞き取りにくいとか改善してほしいというご意見はあるのですが、国がやっていることなのでなかなか難しいです。
防災課:国の方から、無事に皆様に伝えられるかどうかの試験なので、そこはクリアしたと思います。 国は、一体何を「無事に」区民に伝えたいのであろうか?国の意向をそのまま伝えようという区職員の答えを聞いていて、末恐ろしいと感じた。
こんな時だからこそ、Jアラートの訓練では?
初めて、Jアラートの実際の防災無線を聞きましたが、あなたはお聞きになったことありますか?あんな小さい声で、何が「アラートか」と思いました。
僕は、「北朝鮮」からのミサイルは、飛んでくる可能性はあるとは思います。また、南西諸島での中国との衝突の可能性もないとは思いません。しかし、それに「対抗」する方法って効果あるものってあるのでしょうか?
日本も東京も空襲の経験をしています。その経験から、空襲になったら、サイレンと訓練で何とかなるのでしょうか?
僕は、自信をもてる「防衛」方針はありません。だから、「非戦」を言うしかないです。
少なくとも、自分の意見だけは、自信を持ちたいです。
ですから、あなたも、先ずは匿名でなく、名乗って意見をおっしゃってください。あなたの意見は、多数意見なんですから。