考えたい!

「反差別」を唱えて、差別は無くなるだろうか?マスコミが、マスクをしない人を「弾圧」するのはよくないと言っても、差別は無くなっていない。文科省の人権教育を観ればよく分かる。「公平が正義」という理屈も何か変だ。また、「マスクをしている人はアホ」という理屈もどうなんだろう。「日の丸賛成は、アホ」と唱えているだけで、何か前に進むだろうか。

僕は、コロナについて、まだ確信ある科学的論拠をもっていない。持っている人なんているんだろうか。確かに科学的分析は進んでいるだろう。福島原発事故の時もそうだったと思う。「連帯」が求められているのではないだろうか。疲弊した医療従事者を救うこと、職を失った人、収入が減った人を救うこと。そして、世田谷でやっているような、感染者と接触をする可能性のある従事者を優先的に保護する政策を実施することなどなど。

チェルノブイリ原発事故の時、真っ先に公民労働者が国に駆り出され、多くの人が犠牲になった。しかし、その公務員労働者が中心になって組織(チェルノブイリ同盟)を作り、原発被害者を国家が補償する法律(チェリノブイリ法)を作った。

立民党と国民党との統一より先にやることは、市民連合がやってきたように、山本太郎さんも試みたように、同一政策をつみあげ、国会に毎日要請行動をおこすことではないか?そのための、組織ができたらなおいい。そうしないと、またあっという間に選挙が始まり、オリンピックまで行われて、一体何があったのかみたいになる。

福島から、安保法制から、すべて今まで続いていると思って、僕は映画を作っている。

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