今もって子どもを五輪観戦させる都教委                          新宿アルタ前で怒りの街宣               

7月8日、JR新宿駅前で「オリンピックは中止!命を守れ!子どもの観戦動員をやめろ!バッハ来日反対・アルタ前街宣アクション」が取り組まれ、40人が参加した(主催・都教委の暴走をとめよう!都教委包囲・首都圏ネット)。

7月7日現在、東京都内62区市町村中39区市町村で、小中学校の児童生徒をオリンピック観戦させる「学校連携観戦プログラム」について中止が発表されている(7月8日付しんぶん「赤旗」報道)。しかし、毎回東京都教育委員会を傍聴している根津公子さんは、「一か月前の教育委員会でもとりあげられなかった。今日(8日)は取り上げられると思っていたが、まったく(児童生徒の五輪観戦について)取り上げられなかった。これでは、オリンピックを無理やりすすめようとする人たちに都教委や東京都が加担しているとしか思えない」と語った。

根津公子さん

街宣終了間際に、スタジオアルタのオーロラビジョンに菅首相が4度目の緊急事態宣言に入ることを告げる記者会見のテレビ報道が実況で流れた。オリンピックが、緊急事態宣言下で実施されるのである。そして、五輪開会まで2週間というのに、子どもの観戦実中止すら都教委は決めていない。都教委包囲・首都圏ネットは、「あきらめずにオリンピック中止を政府にせまろう」と今後予定されている五輪反対の取り組みへの参加と聖火リレー関連の各地のイベント(聖火リレーは中止になってもイベントは予定されている)への反対をよびかけた。

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