初の共闘での総選挙 課題をどう受け止めるか! 衆院選 東京25区

10月31日投開票の総選挙結果がほぼ出揃った。東京では(25の小選挙区がある)、市民と野党の共闘による一本化が18選挙区で実現した(前回13選挙区)。そして一本化ができた中で、7小選挙区で勝利した(前回は3選挙区)。また比例復活も合わせると、一本化できた中で10選挙区で勝利した(前回は7選挙区)。

しかし、課題はある。東京25区では、初めて一本化ができたが野党統一の島田幸成候補は当選には届かなかった。(以下結果・開票率99%)

島田幸成(立憲民主党・野党統一候補) 89991

井上信治(自民党・公明推薦)    131430

野党共闘をおしすすめ、今回初めて自らの出馬を見送った日本共産党の井上たかしさん(共産党西多摩・青梅地区委員会)は、「共闘の形ができたことはすばらしいこと。ただもっと、共闘のよさを訴えられたのでは。そのためには共産党も力をもたなければ」と語った。

また25区市民連合連絡会共同代表の山下千尋さんは、「4年前はすすめる人数も少なかった。今回、キックオフ集会に150人集まった。政策の煮詰めも島田さんとやり、憲法改悪、横田空域の演習反対の意思を固めてきた。今後はこの内容を基礎とできる」と語った。 共闘は「形」だけではない。選挙は共闘の質を問うものであったということを市民自ら示したたたかいではなかったかと感じる。

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