地方自治の根幹に関わる問題

6月5日(日)、川崎市多摩市民館で「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」の自主上映会がありました(主催:地域から平和を考える会)。参加は38人、45人の会場ですので部屋はほぼいっぱいになりました。

この日は、「第16回PEACE Cafe」として行われました。この催しは年に1~2回開催、ですから7~8年続けてこられたことになります。上映責任者のMさんとは、初対面です。Mさんのご友人が私のDVDを見てくださり、Mさんに薦めて今回の上映会につながったということです。

参加された方々っとも今回が初対面、それでも短時間でしたが、ご意見、質問が相次ぎました。「とにかくハルサーズのみなさんの、雰囲気がとてもいい」という石垣の住民投票運動をすすめる人たちへのエールと一方では「裁判所のやりかたに納得がいかない」という怒りの声、これが大方のみなさんのご意見でした。

それから神奈川県は、自治基本条例を持つ自治体が全市町村の6割を占めます。全国平均のなんと3倍です(全国平均は22%)。上映会場のある川崎市には、自治基本条例と住民投票条例があります。この日は、川崎市で進められようとしている公立図書館への指定管理者制度(民間企業の管理スタッフへの参加制度)の問題点が意見として出されました。石垣島で起きていることは、地方自治の根幹にかかわる全国的な課題であることが上映会を開催するとよくわかります。


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