武蔵野市で自主上映会

11月6日、「若きハルサーたちの唄」の自主上映会が吉祥寺(東京都武蔵野市)で開催されました。主催は、 新日本婦人の会 武蔵野支部・DVDカフェ 、参加は会場いっぱいの20人でした。この企画は、武蔵野市民主催の「むさしの市民平和月間」の取り組みの一つとして開催されました。


武蔵野市と言えば、2年前の2020年4月1日に武蔵野市議会全会一致で武蔵野市自治基本条例が施行されたところです。武蔵野市自治基本条例第19条には、「2,市長は、~武蔵野市に住所を有する18歳以上の者のうち、別の条例に定めるものの一定数以上から請求があったときは、住民投票を実施しなければならない」「3,市は、別に条例で定めるところにより成立した住民投票の結果を尊重するものとする」とあります。

武蔵野市では、自治基本条例に則り「住民投票条例案」を市議会に諮りました。しかしこの案が外国人投票権を保証していることへの反対論が出され、昨年12月本議会で否決されました(委員会では可決)。

上映会では、まさにこの点で意見や質問が出されました。「11月3日に自治基本条例の市のシンポジウムがあり、そこで松下市長が住民投票条例案について触れたことに、SNS上で『何事か』という反発が起きている。考えられない」「石垣島では、SNS上で住民投票に対する反発はおきなかったのか」など、まさに昨年12月に武蔵野市議会で起きたことともからめたご発言も出ました。

武蔵野市では来年4月、市議会議員選挙があります。また地方自治の一環として、自治基本条例の実施過程のひとつとして、住民投票制度の確立にむけた取り組みが今まさに起きている最中です。石垣市の運動は、全国の運動だと実感した上映会でした。

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