レイバー映画祭で「ドキュメント石垣島」上映

7月29日、映画「ドキュメント石垣島 2023年3月 陸自ミサイル基地開設の瞬間」(20分j)が「レイバー映画祭」(東京都文京区水道橋)で上映されました。お客さんは150人以上で、7月13日完成以来最大の人数にみてもらいました。そして、反響も上々。DVDは25本買っていただきました。

この映画の反響は、僕の製作した作品の中では群を越えています。その要因は、やはり琉球弧の実態と、それが知られていないことの反映だと感じています。おそらく、その分析は正しいと思います。ただ、レイバー映画祭で新たな分析ができると思いました。それは、この日上映された他の映画との比較で発見出来ました。「ドキュメント石垣島」がこの日の上映ラインナップの中で「お気に入り」の数が一番少なかったことから言えます。

それほどラインナップがすばらしかったということですが、その比較をしてみると、1位は「サイレントフォールアウト」。アメリカの核実験「被ばく」を取り上げた映画です。他にも宮城の大川小学校で実際に被災された方が制作した「 春をかさねて/あなたの瞳に話せたら 」も集票が多かったです。また「非正規」「ビルマ」のテーマも。他と「ドキュメント石垣島」の違いは、「切り口」だと思います。

「ドキュメント石垣島」は、山里さんの言葉で語ってはいますがやはり、石垣で起きたことが中心です。いわば、状況が流れていく映画ですが、他は「人」が映像を運んでいます。また、切り口がこれまで見たことのないようなものです。(サイレントフォールアウトもサラリーマンも)

そこは、「ドキュメント石垣島」には、必要なのかもしれません。私は、「実態を伝えればかなりわかってもらえる」と半分確信していましたが、まだ伸びしろはあると感じました。

そこを13日のビデオアクトで「補足映像」で参加者の皆さんにお見せしたのは、ひとつの足掛かりであったと思います。

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