足元からの「つながり」を求めて

11月12日、JR中央線武蔵境駅前の「境南ふれあい広場公園」(東京都武蔵野市)で第1回「みんな友だちフェスティバルin武蔵野」が開催された。気温の急激な下降による非常な寒さの中でも、家族連れ含め多くの人が来場した。(主催:みんな友だちフェスティバル実行委員会)

出店ブースの参加者、ステージ参加者は何らかの形で主に武蔵野市にルーツのある人たちだ。ネパール、ミャンマー、韓国などから13の店が出店するブースがステージを臨み円形に立ち並ぶ。中央のステージでは、在日の南米、イラン、韓国などとそして日本から10のアーティスト、グループがそれぞれの民族芸能、文化を披露した。あっという間の4時間半だった。

実行委員長の横山耕平さんは、「武蔵野市には、約3600人の外国籍の方が暮らしておられます。武蔵野市の人口の2~3%です。私たちは、どこかで、毎日外国の方に触れる機会が何らかの形であるはずです。ただそこに少しだけ壁があって、本来ならもっとうちとけたり、つながり合うことができるのではないか。そこで今回、初めての試みでこのようなフェスティバルを1年かけて計画し、実施にこぎつけました」と語った。(湯本雅典)

横山実行委員長

補足:「みんな友だちフェスティバル」は、毎年武蔵野市民が声を掛け合って行っている平和のための一斉行動、「むさしの市民平和月間2023」の一環としても取り組まれたイベントです。

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