超党派議員と市民で都知事選挙を盛り上げる街宣

来月7月7日投開票の東京知事選挙に向けた告示前の今、これまでにない盛り上がり方をしている。小池現知事は立候補表明をせず、政権の自民党、公明党サイドからは今回の都知事選挙についてコメントは出されず、盛り上げているのはもっぱら市民のサイドからである。これは、民主主義の在り方としてどうなのか。行政の側、権力の側が市民に政治に関心をもってもらう環境づくりの努力を放棄している現実がよく見える、ある意味、今の日本がとても浮き出た光景が日々展開されているのではないだろうか。

そして、都内各地では市民が演出する都知事選挙にむけた運動が日々大きくなっている。東京都武蔵野市では6月6日、武蔵野市ゆかりの市議会議員、武蔵野市選出都議会議員、小選挙区衆院選挙予定候補、元市長などの超党派の人たちと市民有志が急遽集まり、JR三鷹駅前で都知事選挙に向けた街頭宣伝活動があった。参加しマイクを握ったのは、武蔵野市議会議員と武蔵野市選出都議会議員で9人、衆議院議員選挙小選挙区予定候補、前市長の11人と武蔵野市民5人である。この街宣を呼びかけた超党派議員の一人、武蔵野市議会議員の山本ひとみさんは、「都政を変えようと候補者が名乗りをあげた今、いろいろな思いを殺すのではなく持ち寄って共有しようと超党派の議員が今回の企画をよびかけました」と語った。

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