都知事選挙も中盤、東京都議会議員補欠選挙が始まった。板橋区では、4人が立候補(定数1人)。竹内愛さん(日本共産党)を市民団体「チェンジ国政!板橋の会」と「戦争反対!憲法改悪を許さないオール板橋」が応援する。
告示から3日目の6月30日、選挙運動期間で唯一の日曜日、東武東上線大山駅前に人だかりができた。竹内愛さんの日本共産党街頭演説である。
ハッピーロード大山商店街は、再開発(商店街の分断)をめぐって強引なアーケードの取り壊しをはじめ、この街をこれからどうしていくのかという具体的な課題の議論が住民の間で集中している場所である。街宣のトップは、ハッピーロード大山商店街振興組合元理事長、大野厚(あつし)さんがマイクを握った。竹内愛候補もマイクを握り、大山商店街問題を語った。都議補選の他の3候補はこの問題に全く触れていない。蓮舫候補は、小池都政の開発問題に大きくかかわると宣言した。竹内候補の政策もそれに連なるものだ。

街宣終了後、「戦争反対!憲法改悪を許さないオール板橋」事務局長の和田悠事務局長に話を聞いた。和田さんは、今回の都知事選、都議補選は、板橋区のこの間の市民と野党の共闘運動の流れから必然的に流れ着いたものだという。そして和田さんは最後に「あと一週間、なんとしても立憲民主党ににがんばってもらいたい」と、強調した。

