まさに手作りの上映会

7月10日、東京都町田市小山市民センターで「ミサイル基地がやってきた 島で生きる」の自主上映会がありました。参加は19人、主催は、あいはら、小山9条の会でした。

まさに、手作りの上映会でした。スクリーンは白い布を壁にはり、暗幕は大きな布をつなげて遮光しました。この布は、あいはら、小山9条の会で行う展覧会でテーブルクロスに使っていたものだそうです。

質問が続々と出ました。中でも印象に残ったのは、「湯本さんの撮り方は、元教師というだけあって、若い人たちのことを考えて撮っていますね」というご意見です。僕にとっては、そこがこの映画製作の原動力でしたので、的を得たご意見です。

しかし、少し違うということをお話ししました。むしろ、彼らに教えられた部分が大きいと。自分は、東京が嫌になった。しかし、彼らは、たとえ基地ができようと、いじけずに希望を見出そうとしている。

上映会の開催地は、米軍相模原補給処のすぐそばです。多くが返還されたり、共同使用されていますが、まだ全面返還までは程遠い状況です。沖縄の問題は、本土の問題であるということも再認識できました。

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