8月24日、山梨県小淵沢で「ミサイル基地がやってきた 島で生きる」の上映会がありました。50人もの人に来ていただきました。主催は飛矢崎雅也とどんぐりの会です。飛矢崎さんは、以前北斗市で他の団体が上映会を開いてくださったときに参加され、今回ご友人と上映会を企画されました。それも、6回もです。そのうちの一回に僕も講師として参加させていただきました。
6回もシリーズでやっていただいたのは、初めてです。これだけでもすごいことだと思います。北斗市の、さまざまな場所で開催していただきました。
今回、印象に残ったのは、東京からわざわざ参加していただいた方の質問です。「住民投票運動をされた方々の『自己主張をしない』と、都知事選挙の石丸伸二さんの同じ発言は、どこが違うのでしょうか」という質問です。すごいところを突くなあと思いました。
両者とも同じことを言っています。しかし、僕は、「真逆」だと思います。石丸さんの方法は、相手の発言を止めるために行っているように思います。石垣島の住民投票は、対話を促す方法です。まったく発想も目的も違うように思いますし、今の時代に問われていることだと思います。
上映会では、このように「思考が深まる」ということが証明された瞬間でした。