SNSは、大嫌い!

SNSに利用されたくないと、ほとんど直感的だが、感じる。根拠はない。

僕は、人並に表現したいと思う。そもそもパソコンは、大嫌いだった。ガリ版から始まり、手書きの学級通信が僕の最大の伝達手段だった。学校では、手書きの発行物は今は、許されない。すべての発行物が、都教委に一元管理されている。すべて、どんな発行物も、「上」が検閲できるのだ。

僕は、今は、映画を作っている。映画製作は、パソコンは使うが、まだまだ手書きの要素が多いと感じる。撮影や、編集をしている時、「ああアナログだ」とよく思う。僕の五感で感じ、思い、考えた後、手が動く。カメラを操作する。まさに、手作りだ。ただ、その先が怖い。できるだけ多くの人に観てほしいと思うから、SNSをつい利用してしまう。そこまでは、仕方ないと思いながら。

当然、マスコミの宣伝量には追いつかない。

だから、そこから、伝えたいという気持ちもさらにふくらむ。野党共闘が生まれ、選挙に携わる市民がふえただけに、この思いを持つ人は多いと思う。

だから思うのだ。SNSの使い方を限定したいと。ついつい、「本音」を書いてしまう時がある。ついつい「悩み」まで吐露してしまう時がある。そんな時に限って、自分がばかだなと思う。

でも、つらさが、製作や表現の原動力になるときもある。そんな時は、自分が抑えられない。僕は、人一倍、感受性が強いのかと、ほら、今も、感覚の末端をSNSに乗せようとしている。でも、これから「表現」への道のりが始まると思うと、やめられない。

これは、まさに今「編集作業」に息詰まっている、市民メディア(と呼ばれて久しい、もうこれも死語か)の末席にいる人間のつぶやきであります。

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