2018年は、2011年以来の「社会の怖さ」を感じた。だから、新作映画に「戦争の時代」というタイトルをつけた。
正しいことをしている、間違ったことはしていないから「怖くない」という方もおられるかもしれないけど、僕は怒りと同時に怖さを感じる。
山のてっぺんにできた、塔が数本。レーダー基地。ミサイル基地。某宗教団体が、政権とむすびつき、容赦なく組織内の反対意見を切り捨ててゆく。
僕は、それらが怖いから映画をとった。そして仲間を広げて、いさかいのない社会を願う。僕の映画製作の目的の一つはそこにある。
大衆にはもっと、怖さを感じてほしい。そして、弱い者同士つながりあいたい。それしか方法はない。権力を悪魔だと一蹴したくないが、彼らは本当に恐ろしい。
とりあえず、1月22日のビデオアクト上映会においでください。