自分に言い聞かせていること

映画を撮っている中で、誤解されること、また誤解していることに時々だが出合う。

はっきり自分で決めていることだが、僕は、「撮らせていただいている」。しかし、そこは被写体になっていいただいた方に学びたいということであって、その方がすべてが正しいとは、ぜんぜん思っていない。

もっと言えば、撮らせていただいている方の「課題」も探そうとしているということだ。後者は、撮らせていただいている方に、はなはだ失礼に当たるとは思う。ただ、ここは大事なことで、撮らせていただいている方に盲従したら、映画はなりたたなくなる。どんな人にもいいとこと課題はあるはずだ。そこを忘れては、作品はものすごくつまらないものになる。

それは、被写体となる方にも、またどんな人にも言えることだ。過信は、災いを呼ぶ。

今まで、映画に出ていただいた方が、「え~」というようなばかなことをやってしまったことは、ある。そんなには多くはないけど。

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