敗戦記念日の８月１５日、「沖縄から叫ぶ　戦争の時代」上映会が、日本共産党大山地域後援会主催で行われた。場所は、板橋区グリーンホール。

朝、９時半からという早い上映にもかかわらず、１０数名の方が集まっていただいた。出された感想、質問は、「初めて離島のことを知った」「なぜ、陸上自衛隊なのか。目的は、何か」「ここまで来たら、安倍政権の危険性をわかってもらうしかない」等々。不戦の思いがこもった上映会になった。

不戦と言えば、上映会の直後、すぐ近くの「大山公園」で「不戦のつどい」が開催された。この場所は１９４５年４月１３日大空襲があり、多くの犠牲者を出した。この場所は「養育園」という困窮者の施設があり、多くの犠牲者を出した。市民は、この場所に「戦争犠牲者慰霊碑」建立を板橋区に陳情してきたが、区は「否決」した。

悲惨な戦争の歴史の記録、戦跡があまりにも少ない都市、東京。ここに「表現の不自由」の原因があるのではないかと感じた。