「一滴の会」上映会(8/4)

8月4日、映画「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」の上映会が、千歳烏山(東京都世田谷区)開催された。上映会のタイトルは、「今だけ、金だけ、自分だけ・・・こんな時代だからこそ、聴きたい!聴いてもらいたい!シリーズ⑤」、主催は、「今とこれからを考える一滴の会」。とても、タイトルがいい!とまず私が感じた第一印象だ。

上映会会場となった「らくだ」のエントランス

参加は20人ほど。交流するには、ちょうどいい人数だった。私の話の後で、何人かの方が一斉に手をあげられた。

「初めて、こういうところで発言します。私は、一人で私が住む市に『辺野古についての請願』行動をしようと思っています。

「湯本さんは、どうして沖縄にたどり着いたのですか」(この意見では、少しやりとりがあった)

「女性がやっと秋田にでてきた」

「創価学会、公明党の本部に疑問を持つ人はいる。しかし、本部は変わらない」

率直に感じたことは、まだまだ沖縄の情勢に対して関心が薄れていないということ。それから不満、いいたいことがひとりひとりかなりもっているということ。そういう問題意識の方が、上映会にはたくさんやってこられる。

上映会が終わっても、10人以上の方が残り、手作りの料理(とてもおいしい)をほおばりながら、限りなく議論は続いた。

時おりしも、「あいちトリエンナーレ」中止事件の最中で、今社会は、「おかしい」という感覚とその正反対の「無感覚」と、かなり温度差が生じてきていること。だからこそ「怒る」だけでなく、ていねいな説明と受け止めが必要なのだと感じた。映画は、その一手段だとも。

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