「この世界の さらにいくつもの 片隅に」を観た。「この世界の片隅に」も観ている。前作は、まことに不思議な感覚を得た。戦争の時代って、こんな感じだったんじゃないかと。

笑があり、普通に一生懸命に暮らす。異常ではあるが、嘆いてばかりはいられない、そんな状況があったのではないか。僕は、その原因が原作まんがにあると思っている。片渕監督は、原作というガイドに助けられてこの作品ができたのである。
続きを読む 現場を観てできた作品「この世界の さらにいくつもの 片隅に」を観た。「この世界の片隅に」も観ている。前作は、まことに不思議な感覚を得た。戦争の時代って、こんな感じだったんじゃないかと。

笑があり、普通に一生懸命に暮らす。異常ではあるが、嘆いてばかりはいられない、そんな状況があったのではないか。僕は、その原因が原作まんがにあると思っている。片渕監督は、原作というガイドに助けられてこの作品ができたのである。
続きを読む 現場を観てできた作品ケン・ローチ監督の「家族を想うとき」を観た。誰でも、終わった後立てなくなるほどの映画には出会ったことはあると思う。僕も、年に1本ぐらいは出会う。この映画は、まさにそうだった。
新作のテーマ音楽のレコーディング結果。帰りの那覇空港に金城龍太郎さんから電話、「録れていませんでした」。僕は、何十年かぶり、否、生まれて初めてその場に尻もちをつきました。ここを撮ってくれるカメラマンがほしい。
結局、ハルサーズの面々は再録にチャレンジ。(実は、石垣島には、ちゃんとした録音スタジオがなくなってしまったのです。でも、ミュージシャンはしっかりいます。ここがおもしろい。)
続きを読む テーマ音楽の録音が・・・素晴らしい情報が、飛び込んできた。すごく心配していたことだが、沖縄県石垣島で「自治基本条例」廃止案が否決された。これは、この島で、かっての人たちが考案して作った独自の条例だが、自民党を中心に全国でこのような廃止運動が起きている。いわば、草の根の「自治壊し」だ。これまでなかった動き出し、戦前、戦中をほうふつとさせる。
続きを読む すばらしい情報新作製作日誌(12月8日)
新作映画のテーマ音楽に使わせていただく「僕らのまち」、挿入曲「ヌンディドゥナン」のレコーディングを行いました。場所は、ハルサーズのメンバーの宮良央(なか)さんの牛舎(スタジオ「宮良畜産」)です。

「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」(61分)が東京ドキュメンタリー映画祭2019で、準グランプリを受賞させていただきました。
この作品作りを応援してくださった皆さん、製作に参加してくださった皆さん、自主上映会を企画、運営してくださった皆さん、DVDを買ってくださった皆さん、そしてこの映画に登場していただいた沖縄、奄美の皆さん、本当にありがとうございました。
続きを読む 「戦争の時代」準グランプリ受賞明日から沖縄。次作の最後のシーン撮りとテーマ音楽の録音だ。とても重要な部分。緊張と、不安と入り乱れている。僕は、小さいころから不安症だ。この年になっても、全く治らない。性格なのか、人間ができていないからか。
正直言えば、毎回感じることとして、「これで最後にしよう」という意識が心のどこかにある。体力的な限界、金銭的な限界、そして無根拠な不安。不思議と、飛行機に載っちゃうと、そのどれもが吹き飛んじゃうのだ。それも怖いと思う。
続きを読む 明日から沖縄・今年最後の長期ロケ「精いっぱい」という言葉が好きだ。国鉄闘争で解雇された国労組合員からよく聞かれた言葉だ。それは、生きる方向につながるように、僕には聞こえる。僕は、「精いっぱい」映画を15年間作ってきた。しかし、そろそろ、このスローガンにもほころびが見えてきた。その中身は?なのである。
自分だけが「精いっぱい」でよければいいだけでは、今の僕は満足できなくなってきた。精いっぱい何を描きたいのか。それは、「もうひとつ前」だ。もうちょっとがんばれば、ここに行けるというものを表現したくてしかたがない。
続きを読む どんな映画を目指すのか・「もうひとつ前がある」という映画昨日の「東京ドキュメンタリー映画祭2019」、拙作「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」の上映に、荒川の在日コリアンの子供会「コブクソン子供会」のオ・ユンビョンさんがおつれあいと来てくださった。なんと8年ぶりの再会である。うれしかった。
そのオさんが、再開の握手を交わすなり、いきなり「沖縄県民は、神社の鳥居をなぜ撤去しないのかね。韓国では、戦後全部撤去されたよ」と、文字通り食ってかかってこられた。
続きを読む 重要なダメ出し