奇妙な感覚と喜び・東京ドキュメンタリー映画祭

東京ドキュメンタリー映画祭2019が開幕。拙作「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」が、初日の11月30日に上映された。同時上映が 「Reunite with My Past Self in Okinawa 〜沖縄で過去の自分と出会って〜 」(比嘉賢多監督作品 18分) 。

右から湯本、元山仁士郎さん、比嘉賢多監督

奇妙な感覚。それは、普通の映画館だったからだろうか。また、普段と少し違う「客層」だったせいだろうか。やはり映画館のスクリーンは、違う。「荒」も出る。ジョニーHの挿入曲が、2曲ともすごくいい音だったのがよかった。

緊張していたことは事実。そのせいで、饒舌だった。プロの監督がほとんどの中で、よく話せたと思う。喜びは、トークに同席した元山さん、比嘉監督と僕の年の差37年である。元山さんが主人公の比嘉さんの作品を見ても感じたが、普段の元山さんが見れた。それで、少し年齢差が近づけたかなと感じた。

比嘉さんが僕の作品を見て言っていた。「僕の作品は若い人が出ている。湯本さんのは、大御所が出ている。違うアプローチでは」と。そうなのか。その辺は、あまり意識していなかった。運動は、確かに、年配の方が中心。それが、仕方がないとは言わないが、そこからしか切り拓けないとあきらめていたのか。その辺は、よくわからない。

いずれにしても、普段の区民会館の上映かとは違う、自分の作品と向かいあう機会をこの映画祭は作ってくれた。

珍しく饒舌だった湯本

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA