コロナがあろうと、たたかいをやめるわけには・・・

緊急事態宣言、とても危険だと思うのだけれど、闘う側も1枚岩になれていないのではと思わらざるを得ません。

ひとつは、緊急事態宣言反対がわたしたち共通のスローガンになれていません。(嘆いているのではなく、確認したいのです、束ねられてないことを)

緊急事態宣言が必要だという「雰囲気」が、かなり蔓延していると思います。しかし、ちょっと新聞を読めば(6日の朝日新聞・20面)、「緊急事態」は庶民の生活だということがわかります。そこには、休業補償がまったくされていない企業の労働者が連合の労働相談に来ているという記事がありました。

さらに医療現場の過酷な状況と検査体制のずさんさ、休校をめぐって保育園、学童保育の労働現場の過酷さ、子どもたちの放任状況、親御さんの(ひとり親家庭の)生活危機。

今こそ、政府に怒りを向ける時なのではないでしょうか。それ以外にないではないですか。

僕は、今、これまでの自分を振り返っています。受験で医学部受験で失敗し落ち込み、それでもこの国には民主主義を育てようとする人たちが、多くはないかもしれないが「居る」ことを信じて生きてきた自分を。

政府のコロナ対策は、児玉龍彦氏がきっぱり言っているように絶対におかしいです。これでは、日本の医療は壊れてしまいます。都が毎日発表するコロナデータを見ると、一目瞭然です。
検査数より̬陽性患者数の方が多いなんて、どう考えてもおかしいです。

児玉氏が言っていた、「政治が科学の上に立っている日本」。まさにその通りだと思います。

昨日、近くの大学病院に自分の不整脈の最終検診(昨年10月にアブレーション手術を受けました)に行きました、館内は患者さんの数がいつも通り、そして、救急外来の外にテントが張られる作業が行われていたのです。一般病院でのコロナ受入準備が、今頃から始まっているのかと愕然としました。

個々でいいと思います、「生活危機打開」「コロナ検査体制の充実」「医療現場の体制強化」「保育園、学童クラブの体制つくり」やれることは、いくらでもあります。

僕は9日、休業させられている東京ディズニーランドへの派遣社員が、休業補償と称して6割支給では生活できないと会社に訴えを起こしている現場を取材します(6日の朝日新聞に載っていました)。

また、今月23日(木)の拙作、新作映画「沖縄と本土 一緒に闘う」(60分)完成上映会、16時半開場、東京ボランティア市民活動センター(飯田橋)は、まだ中止ではありません。会場が閉まらない限り、やります。観ていただきたいです。コロナがあっても、石垣島、辺野古、宮古島、奄美大島では基地建設がすすんでいるのですから。

たたかいは、やめるわけにはいかんのです。

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