この機こそ、新しいリーダーを!

12日、東京都目黒区で区長選挙が始まった。まさに、コロナ危機の渦中である。行政は、このようなときにも選挙日程を変えようとはしなかった。

この地域は、国政選挙で野党共闘がしっかりできた地区。市民共闘の「市民連合めぐろ・せたがや」があり、先の衆議院選挙では東京選挙区5区で比例復活当選、6区で小選挙区勝利をあげている。今回の区長選挙もしっかり野党共闘候補(立憲民主、共産、社民、生活者ネット推薦)ができ、山本ひろこ候補が立候補した。

動画(13分)

しかしこのような野党統一ができても、今回ばかりは選挙準備はおそらく困難を極めたのではないだろうか。

山本候補をバックアップする「市民連合めぐろ・せたがや」の沢井正代さんは、「こういう状況になって、あらためて自治体の役割が重要だと思います」と語る。

山本ひろこ候補は、宣伝出発にあたって力強くマイクを握った。「コロナの大変な状況の中、渋谷区はラインで情報発信しています。しかし、目黒区は『ホームページを見てください』だけです。安心安全の情報は、区民の皆さんにお届けをする必要があるのです」 史上初の「緊急事態宣言下」という困難な中での選挙ではある。しかし「不要、不急ではないこの選挙で、区民の皆さんがプライドをもって明確な判断をしていただく」(手塚よしお衆議院議員)ほどの、コロナ危機を本当に乗り切る真のリーダーを決める選挙でもある。

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