都知事選が始まる1

山本太郎さんの記者会見、全部聞きました。太郎さん、話がうまくなったなあと思います。だから、どうしてもわからなかったことが、よくわかりました。

太郎さんは、勝てるのでしょうか?
これは、どの記者も聞きませんでした。ただ、「山本さんが出ることで、宇都宮さんの票を食うのでは?」の質問に、太郎さん曰く、「否、僕が出ることで、選挙に関心ない方に浸透します」という答え。

なぜ宇都宮さんでは、無党派層に浸透しないのかがわかりません。また、宇都宮さんの票を「食うのでは」の答えになっていないのでは。そして、太郎さんが勝てる可能性の話にもなっていないと思います。

一昨年、沖縄県知事選挙直前の沖縄県民大会の場で、伊江島の謝花悦子さんのインタビューをしたとき、逆に質問されました。
「なぜ、本土では、共闘ができないの?」
僕は、2016年の参議院選挙以来、共闘が少しずつ進んでいますとこたえたものの、これでは反論がちょっと難しくなりました。

太郎さんの最大のセールスポイント。消費税5%。僕は、大賛成です。ただ、都知事選挙は、国政選挙ではないので、直接的には国税をめぐる政策はポイントにはならないこと(もちろん大事な政策です)、また5%にふみきれていないのは、立民党だけなので、まだ説得の余地はあることから、これが、共闘の足かせになるというのはどうかなと思いました。運動の中で説得する、変えていくこともあるのではないかと思います。

最後にもう一度、現職を追い落とすことが一番大事な目的ではないのでしょうか?

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