2月21日、日野市で拙作「沖縄と本土 一緒に闘う」の上映会を開催していただきました。(主催・日野市民9条の会)この会は、実は昨年12月20日に同じ日野市で開催していただいた「日野あじさい上映会」の場にわざわざきていただいたSさんが、ご自身が所属する「9条の会」でもと開催していただいたものです。このようにつながって上映会が続いてきたことが、コロナでもできた、続けられた要因の一つだと思います。

この上映会では、石垣島住民投票義務付け訴訟の判決、「規則は一般的、抽象的であるから処分性がない」つまり行政訴訟の対象にならない、という判決に「おかしい!」と大きな声を上げた方がおられました。同会に弁護士の方も参加されていたので、ご意見を求めましたが、「裁判所が一番楽な判決を選択した」と言っておられました。

映画をご覧になった方が、大いなる怒りを持たれました。帰途中にその方とお話しする機会がありました。「いい映画でした。がんばってください」と言っていただきました。
昨年6月の本作完成上映会以降、私が講演で関わった自主上映会は15回になります。その他の上映会を開催もしていただいたので、回数はそれ以上にはなります。来月から、本格的なロケを再開するので私の上映会参加はままならなくなりますが、一応の一区切りになると思います。
情勢はとても厳しいですが、コロナでも、コロナだからこそやれることはあると感じることができた半年でした。