「まずは、参議院選挙です」(市民連合・中野晃一さん)

5月3日、憲法施行75周年の節目で「改憲発議許さない!2022憲法大集会」が東京都江東区の有明防災公園で開催され、15000人が集まった(主催:平和といのちと人権を!5.3憲法集会実行委員会)。

この集会はこの間コロナで規模縮小で開催されてきたが、今回は有明防災公園で3年ぶりの開催である。特に今年は7月に参議院選挙が予定されており、今後3年間は解散がなければ総選挙がないことが予想され、これを機に自民党が改憲作業を一気にすすめていこうと言われている中での非常に重要な時期での開催となる。

今回は、政党からは立憲民主党、日本共産党、社会民主党が登壇した(れいわ新撰組は、秘書の参加)。立憲民主党からは衆議院議員で衆議院憲法審査会幹事の奥野総一郎さんが登壇、「絶対に9条を守る。国民に今の与党の改憲案のひどさを訴えていきたいです」と発言した。 市民連合の中野晃一さんは、「自衛権の名のもとにフルスペックの集団的自衛権の行使までやるということになると抑止力に頼るしかなくなります。これは9条がないのと同じです。まずは、参議院選挙です」と訴えた。

*追加:この集会で当初予定されチラシにも載っていたトーマス・アッシュ氏(映画「牛久」監督)への実行委員会からの登壇辞退依頼があったことについて、筆者は集会後知りました。少なくともその報告を集会内で行ってほしかったし、集会実行委員会でどのような議論が出たのかも報告がほしいと思っています。

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