今自分がいる場所とは~戦争の危機の崖っぷち

沖縄報告会を開いていただいて、この間の映像をまとめ、資料を読み漁る中で、いくつものことに気づく。

・ミサイル配備で何ができるのか。仮にそのミサイルを使うことになった場合、何が起こるのか想像できないのか。

・東京にいて、「戦争の危機」までは、感じていなかった。辺野古に行き、さらに離島に行って、本当に私たちは戦争の危機のがけ淵を歩かされていることに気づく。

・いろいろな「雑音」もある。その中で一番気になるのが、故翁長さんの「不十分さ」をひたすら強調する言説(これは、「報告会」での話では、ありません。主にネットからの情報)。「翁長氏が就任直後に『撤回』をしていればよかった」など。私も一部はわかる。サンゴの移設を県が承認したことには疑問があり、反対である。しかし、その不十分さに闘う側、われわれ、特に本土の責任はないのかが一番問う点ではないのかと思う。中には、あきれはてる議論もある。「玉城さんでよかった」まで。ため息が出る。

・落ち着いて考えてみると、沖縄の闘いも、2016年に始まった野党共闘運動、安保闘争の流れの中で説明ができると思う。今、たたかいは「反安部」に向かっている。その中でどうなのか。沖縄にも当事者ゆえの苦しみがある。本土には、安保法制反対の闘いをくぐりぬけてきた経験がある。両者をつなげて、今後をみすえていける時代に入ったといえるのではないか。それが、僕が今製作している「戦争の時代」というタイトルの所以である。

・何甘いこと言ってるのかという反論が隅から聞こえてきそうだ。僕は反論する。「あなたはどうしたいのか」「共闘以外の闘い方があるのか」

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