やはり節目はこの映画祭

7月27日、レイバー映画祭が今年もやってきた。(全水道会館・東京都文京区)

今年は、僕にとってはこれまで最も気合を入れた「ミサイル基地がやってきた 島で生きる」(82分)を上映していただいた。午前の部であったにもかかわらず、100人は見ていただけたのかなと思う。このくそ暑い最中、感謝しかない。

3月にビデオアクトで完成上映会をやっていただき4か月、自主上映会を積み重ねてきた。情勢の厳しさをいろいろな意味で反映してか、上映会の申し込みが途絶えない。今、11月まで予約がはいっている状態で、再来月の9月までは週一回のペースで上映会の予約が入っている。

今回のレイバー映画祭、びっくりしたのが映画上映後の鑑賞者の方々の反応だ。DVDの販売ブースに来ていただいた方々、DVDを買っていただいた方に「上映会にも機材を持って伺いますよ」というと「本当?」という反応が非常に多かった。これまでで、一番多かったかもしれない。

ここから先は、僕の勝手な憶測に近い仮説だが、先月の少女暴行事件の「発覚」以降、沖縄問題特に次々に建設される自衛隊基地の問題について関心が本土に広まっている。一方で、その関心を上回る勢いで本土での軍事演習の強化、弾薬庫建設の増強がすすんでいることもあるが、沖縄の闘いは全国的課題となって今後は展開されるところまできていると言えると思う。

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