2月22日から3月2日まで、沖縄に行く。ふたたび、である。
昨年の今頃は、あわてていた。今度も、あわてても仕方のない情勢なのだけれど、今度はあわてたくない。前回は、「大変なことが起きている」ということがテーマだった。今年もそうなのだけれど、あわてたくないのです。
じっくり観なければと思います。
県民投票、これは、「最後の手段」です。ここまで沖縄県民にさせたのは、僕たちの責任でもある。だからこそ、どう責任をとれるのか、を考えたいのです。ヤマトのみんなと。
福島の映画を撮っていて、そこまでできなかった。東京の人間、東電の電気を使っている人間として、どう責任をとれるのかを考える映画は、とうとうできなかった。
俯瞰することは、無責任かもしれない。でも、観なければ始まらない。いつまでも「観る」だけではいけないのだけれど、東京の人間たちと、忙しいにかまけて沖縄から目を離すことだけはやめようぜ!と言える映画にしたいと思います。