奄美大島 海辺の真上にミサイル基地ができた

今年3月に奄美大島に陸上自衛隊ミサイル基地(2か所)が開設した。その際は、大々的な祝賀行事が取り組まれたという。私は昨年10月、基地開所前に取材した。今回(9月1日)は、開所後の取材訪問だ。


奄美駐屯地の弾薬庫

びっくりしたのは、基地の大きさである。奄美駐屯地(地対艦ミサイル基地)の広さは、50万4674平方メートル(ヤフオクドーム7・3個分)。もう一つの陸上自衛隊の基地、瀬戸内分屯地(地対艦ミサイル基地)の広さは、48万279平方メートル(ヤフオクドーム6・9個分)である。

次に驚いたのが、距離の近さだ。奄美駐屯地は、私が宿泊した奄美市名瀬のビジネスホテルから10kmのところにある。

この2つの駐屯地、工事がまだ終わっていない。瀬戸内分屯地では、弾薬庫の建設工事中だった。その弾薬庫、長さ200mが5本。その直径は、コンクリートミキサー車2台分という規模の大きさである。

この瀬戸内分屯地の弾薬庫建設工事は、奄美大島で屈指の景観をもちサーファーのメッカである嘉徳(かとく)海岸の真上で行われている。(取材:9月1日)

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