「今日この頃」カテゴリーアーカイブ

東久留米で上映会、感想が次から次へと出されました

12月15日、東京都久留米市で「若きハルサーたちの唄」の自主上映会が開催されました。主催は、「パルシステム東京 平和の種まき委員会」、参加はスタッフの方含め約50人でした。平日の昼間にもかかわらず、多くの方が参加してくださりました。というのも、上映会の次の日、政府がいわゆる防衛3文書で「敵基地攻撃能力」や防衛費の大幅増額を閣議決定で決めるということが言われていたからかもしれません。

感想が、これまで以上に、次から次へと出されました。時間が足りませんでした。その内容は、政府への疑問、怒り、そして石垣島の若者たちへの応援でした。私は、改めて南西諸島で起きている事態がまったく本土に知らされていないことを感じました。

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石垣島から上京団が対政府交渉

11月24日石垣島から市民と市議会議員が上京し、政府(防衛省、内閣官房)と建設中の陸上自衛隊ミサイル基地建設の問題点の釈明と説明が叶わないならば工事の中止を求める交渉が参議院議員会館(東京都千代田区)で行われた(主催:石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会、うりずんの会・沖縄県選出国会議員)。

交渉内容は、基地から流れる排水、弾薬庫の安全性、有事のリスク特にシェルターの問題、米軍との共同訓練の問題など。石垣島の陸上自衛隊ミサイル基地は来年3月に完成予定だが、問題点が続出している。

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武蔵野市で自主上映会

11月6日、「若きハルサーたちの唄」の自主上映会が吉祥寺(東京都武蔵野市)で開催されました。主催は、 新日本婦人の会 武蔵野支部・DVDカフェ 、参加は会場いっぱいの20人でした。この企画は、武蔵野市民主催の「むさしの市民平和月間」の取り組みの一つとして開催されました。


武蔵野市と言えば、2年前の2020年4月1日に武蔵野市議会全会一致で武蔵野市自治基本条例が施行されたところです。武蔵野市自治基本条例第19条には、「2,市長は、~武蔵野市に住所を有する18歳以上の者のうち、別の条例に定めるものの一定数以上から請求があったときは、住民投票を実施しなければならない」「3,市は、別に条例で定めるところにより成立した住民投票の結果を尊重するものとする」とあります。

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30回目の「上映屋」

10月22日、横田市民交流集会で上映していただきました。会場の福生市民会館大ホールは、1000人の会場だったので、午前の上映にもかかわらず3分の1ほどの席が埋まり、約300人の方に観ていただきました。おどろいたのは、その後の反響でした、用意したDVDは、20本売れ(完売)、今度上映に来てくださいという声が複数ありました。この会場に隣接する在日米軍横田基地からは、つい先日北海道で行われた日米合同演習に、オスプレイが飛び立っていたのです。

福生市民会館
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映画「学校を辞めます 51才の僕の選択」

映画「学校を辞めます 51才の僕の選択」(16分・2007年)僕の、デビュー作です。この作品を、先日「見たよ」と言ってくれた人がいました。その人は、2回続けて観て、あと2回は「音だけ聞いた」と言っていました。その人がこう言ったのです。「湯本さんは、教師ではなく、親みたいだ」「この映画は、たくさんのテーマが詰まっている」と。

この映画を作って、早15年がたちました。あっという間でした。駆け抜けた気分です。走ってばかりいました。そして、今も走っています。しかし最近さすがに疲れている自分に出会います。「学校を辞めます」の制作時には、疲れは感じませんでした。この違いは年齢のせいで、仕方がないと思っていました。そんなとき、この映画をみてくれた人が登場し、先のご感想を言ってくださったのです。まずは、うれしかったです。もはや、だれも見向きもしないと思っていた作品を見てくれる人がいたということですから。

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パルシステム品川主催の上映会

10月15日、東京都品川区で「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」の自主上映会がありました。参加は30人、主催はパルシステム東京・品川委員会です。これまで、パルシステムの皆さんには何回か上映会を開いていただきました。今作でも、今日の品川に続き12月15日(木)パルシステム東京・平和の種まき委員会(東京都東久留米市)、2023年1月15日(日)パルシステム東京・すみだ環境センターと主催をしていただくことになっています。このよううに、関連する団体に映画が広まっていることに感謝申し上げます。

また、8月ペロシ米下院議長訪台、9月国葬、10月「北朝鮮」弾道ミサイル実験と事件が続き、これを口実とした軍備増強の情勢が広がっていて、映画鑑賞後の私の解説講演の内容が増えています。これは、政府の軍拡強化の動きと並行しており、今後もそのスピードは速まると思われます。講演後のご質問も、南西諸島の動きに危機感を感じるという声が多くなっています。本作の上映化を開始した昨年の暮れには、ここまでピンチと感じる情勢ではなかったと思います。

本当に、この軍拡の流れをほってはいけない局面にはいってきたと感じているところです。

「ハルサーたちの唄」販売、200本

「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」のDVDの実販売数が、本日200本になりました。本当にありがとうございました。200本目のお客様は、沖縄県那覇市在住の方でした。この作品の頒布を開始したのが昨年11月17日のビデオアクト上映会でした。約11か月でようやっとここまで来ました。

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東京ドキュメンタリー映画祭入選

拙作「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」(60分)が「東京ドキュメンタリー映画祭2022」短編部門、コンペティション部門で入賞いたしました。

また12月10日から23日にかけて新宿のK’sシネマで開催される映画祭中で、2回上映されることが決まりました。本作の上映日は、12月10日(土)16:20、12月19日(月)14:35です。

石垣島では、陸上自衛隊ミサイル基地が来年3月に完成予定です。しかしこの問題、本土ではほとんど知られていません。本作をまだご覧になっておられない方はぜひ劇場に足をお運びください。また、この作品をまだ観ておられない方に劇場K’sシネマに来ていただけますよう広めていただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

東京ドキュメンタリー映画祭2022https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-2971/

「北朝鮮」のミサイル問題も話題に

大雨の中でしたが、7日、荒川区町屋で「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」の自主上映会が開かれました。主催は、「平和憲法を守る荒川の会」で参加は、13人でした。

時折しも、「北朝鮮」による弾道ミサイル発射事件の直後で、報道も国会も社会全体が大きく揺れている中でした。報道が特に問題だという声が、映画会の雑談の中で聞かれました。僕もそれは強く感じます。このままだと、軍備増強から紛争にまで発展しかねない情勢だと思います。逆に言えば、上映屋をこの1年続けてきて本当によかったなとも思えます。そのおかげで、何よりも僕自身がぶれずに社会を見れている感がします。

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