「今日この頃」カテゴリーアーカイブ

今日本政府のやるべきことは、日本の軍備増強をやめること

ペロシ下院議長、訪台後の事態は、中国の軍事演習を機に一気に中国習近平批判から台湾支援(ペロシ訪台以降の一連の日米の国会議員台湾訪問)、中国に対抗する日米軍事演習の継続強化、そして離島自衛隊基地建設の完成、防衛費増額の方向に向かっている。これは、日米政権の意図する方向だ。中国の実弾含む八重山諸島近海を巻き込んだ軍事演習という手段は、明らかに誤っている。だとすればそれを変えさせる外交努力を日本政府は行っているだろうか。それは、否であり、今すべきことを岸田政権は怠っていると言わざるをえない。

今年は日中国交正常化50年である。十分とは言えないが、日中関係は米中関係より成熟した平和、互恵の関係を築き上げてきた。その日中の関係性を踏み台にして前に進む以外に、米中紛争を止める方法はない。ここが、9月11日の県知事選、名護、石垣市議選の論戦の分かれ目になるところだ。

この点を巡る話を含め、拙作「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」(60分)の上映会で講演します。ぜひ、おいでください。

8月20日(土)市民憲法講座にて上映 開演:18:30~ 会場:文京区民センター3A会議室 主催:許すな!憲法改悪・市民連絡会 連絡先:03-3221-4668 参加費:800円 湯本講演あり 

8月26日(金)都教組荒川支部主催上映会 17時30分開演 荒川区ムーブ町屋ハイビジョンルーム 湯本講演あり 主催:都教組荒川支部 参加費:無料

8月29日(月)世田谷上映会 宮坂区民センター 湯本講演あり 13:00~ 主催:年金者組合世田谷支部

「米中対立」に振り回される島の人々        8月20日上映会                 

8月20日(土)18時30分から、映画「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」上映と製作者湯本雅典の講演があります。

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中国は本気で「尖閣」上陸を考えているのか

南西諸島を中心とした日本の軍備拡張がすすんでいる。琉球弧のミサイル基地配備はあらかた終わり、その最終段階の石垣島では来年3月に基地完成が予定されている。また来年度予算では、防衛予算の大幅増額が見込まれている。その根拠が、中国の軍事大国化、尖閣周辺での中国公船の領海侵入の頻繁化である。最新の防衛白書では、中国は「我が国領海への侵入をくりかえしている」と述べている。しかし、これは事実なのであろうか。

沖縄大学地域研究所特別研究員の泉川友樹さんは、「事実に基づいて政府の方針を批判したい」と述べる。泉川さんによると、日中間の尖閣をめぐる緊張関係は少なくとも政府間では沈静化しているという。一番緊張関係にあったのは、2012年の当時の石原慎太郎都知事による「尖閣諸島購入計画の発表」とその後の当時の民主党政権による「尖閣諸島国有化宣言」時である。

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「解除」がすすむ帰還困難区域に求められることは何か?

事故を起こした福島第1原発が立地する福島県大熊町の帰還困難区域部分の一部が、6月30日に解除された。ここは、住民が生活できるよう除染やインフラ整備が先行してすすめられている特定復興再生区域。JR大野駅前を歩いた。駅周辺には人が帰ってきている形跡はない。解除区域で今行われているのは、除染と建物の解体作業だ。すでに帰還が許されたにもかかわらず、未だ除染作業が行われていることに驚いた。しかし、実態を見ればうなずける。真新しいJR大野駅にあるモニタリングポストの値は、毎時0・23マイクロシーベルトを示していた。この値でも国が決めた除染基準値と同じ値である。そして、少し離れるだけで線量計の値はぐんとあがり、毎時0.77マイクロシーベルト(放射線管理区域の毎時0・6マイクロシーベルトを越える)から毎時1マイクロシーベルトにも達した。

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手作り感満載の代々木上映会

7月17日、渋谷区の代々木駅からすぐの代々木ふれあい館で「若きハルサーたちの唄」の自主上映会が開催されました。主催は、渋谷新婦人青空班、参加は13人でした。

この上映会の窓口のOさんは、私が小学校教員の時の親御さんです。今回で2回目の上映化になります。今回は、「若きハルサー応援クッキー」という手作りクッキーを皆さんで焼いていただき販売していただきました。15個売れました(参加者数より多い??)。売り上げの3000円は、石垣市住民投票を求める会に送られます。

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宮城県で上映会やりました

7月16日、宮城県大河原町中央公民館で「若きハルサーたちの唄」の自主上映会が開催されました。主催は、仙南九条の会連絡会、参加は25人で30人の会場がほぼうまりました。

実は、宮城での上映会開催はかなり前から計画されていたのですが、コロナで延び延びになっていました。その中、Sさんの尽力で実現しました。

上映のやりかたを工夫
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今日は参院選投票日 投票所は、あっちプロジェクト@なかの

今回の参院選挙も、投票所はあっちプロジェクトが各地で活躍中。東京では、午前10時からJR中野駅前(東京都中野区)で取り組まれ、午後3時から下北沢駅前(東京都世田谷区)でも市民有志が投票率のアップをめざしてとりくまれる。

中野駅前には8人が参加。若者が2組ほどやってきて、「用紙がないんだけど投票できるんですか」と聞いてきた。20歳以下の投票率の低さをメディアが報道しているが、ほんの少しのきっかけで、隣の人に投票をよびかけることでも事態は少しずつ変わるのではないかと感じた。

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「憲法議論の必要はない」と言い切った石垣市

7月5日、那覇地方裁判所で石垣市住民投票当事者訴訟第5回弁論が開かれた(民事第2部・福渡裕貴裁判長)。

今回は弁護団長でもある大井琢さんが、5月25日、最高裁で最高裁裁判長の国民審査において在外邦人が投票権を行使することができていないことは違憲であるという判決が出たことに関わって、本件にも十分適用できることであるという意見陳述を行った。この主張は、本来住民参加が認められるべき石垣市平得大俣への陸上自衛隊ミサイル基地建設の是非を問う住民投票が石垣市自治基本条例に定めた規定をクリアしながらもいまだに実施できていないことが、憲法問題であることの証明でもある。

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イハ洋一さんは訴える

沖縄の声をさらに国に届ける(参院選沖縄選挙区)

イハ洋一候補

参議院選挙終盤に向かう7月4日、沖縄県庁前の県民ひろばで、イハ洋一さんの街頭演説会が開かれた。参議院選挙に向け沖縄では岸田首相の来県をはじめ、相手候補の応援にかってないほどの自民公明勢力の力がそそがれている。それは、政府がおしすすめる防衛費倍増を始めとする施策実現に向けた熱意の反映でもある。

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伝手が伝手を呼び、上映会を大成功に導く

6月27日、新百合ヶ丘(川崎市麻生区)で映画「島がミサイル基地になるのか 若きハルサーたちの唄」の自主上映会が開催されました。参加は、平日の昼間にもかかわらず35人。主催は、「緑の道九条の会」です。

この上映会に携わっていただいたKさんは、6月5日に向ケ丘遊園(川崎市多摩区)で開催された「地域から平和を考える会」主催の自主上映会に参加され、ご自分の地域でもやりたいと地域の仲間に提案、しかも「参議院選前にやりたい」というご希望でなんと発案から23日間の準備期間で上映会を実現してしまわれたのです。ものすごいパワーです。しかも、参加者も当初の予定を上回りました。

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