映画「学校を辞めます 51才の僕の選択」(16分・2007年)僕の、デビュー作です。この作品を、先日「見たよ」と言ってくれた人がいました。その人は、2回続けて観て、あと2回は「音だけ聞いた」と言っていました。その人がこう言ったのです。「湯本さんは、教師ではなく、親みたいだ」「この映画は、たくさんのテーマが詰まっている」と。
この映画を作って、早15年がたちました。あっという間でした。駆け抜けた気分です。走ってばかりいました。そして、今も走っています。しかし最近さすがに疲れている自分に出会います。「学校を辞めます」の制作時には、疲れは感じませんでした。この違いは年齢のせいで、仕方がないと思っていました。そんなとき、この映画をみてくれた人が登場し、先のご感想を言ってくださったのです。まずは、うれしかったです。もはや、だれも見向きもしないと思っていた作品を見てくれる人がいたということですから。
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